ヨロズヨモヤマ

東京と京都を行き来する、まっとです。旅・食・ライフスタイル・テレビ・雑誌など気になることをまとめます

【あさイチ】「とと姉ちゃん」ついに終了!カットされた唐沢寿明の未公開シーンとは?

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/4168e9%2BGUBL.jpg

NHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」10月1日に最終回を迎えました。最終回を前に「あさイチ」には主役の高畑充希さんが登場。そこで撮影秘話がいろいろ明かされました。

その中で、編集長・花山を演じた唐沢寿明さんの話題が。
なんと唐沢さんがアドリブで何度もやったのに、全く使われなかったボツシーンがあるとのこと。そんな未公開シーンが番組で紹介されました。それはどんなシーンだったのでしょう?

何度もやったのに全部カット!どんなシーン?

アドリブシーンのカットは、唐沢寿明さん自身もだいぶ残念だった様子。
いったいどんなシーンだったのでしょうか?

まずは、高畑充希さんが演じる常子の家を訪れ、記事の相談をする花山。その時、女性の下着の話題になります。「ブラジャー」という言葉を発してしまって、思わず恥ずかしくなる花山。いたたまれなくなり、いきなり帰ってしまいます。帰る際に、慌てたため玄関の引き戸に挟まれる、というアドリブを演じました。

f:id:seitenugetsu:20161002110030j:plain
(出典:NHK「あさイチ」)

こちらがその挟まれたシーン。予想以上に派手に挟まれていますね。でもカット。名演技だったのに残念。

懲りずに何度もやっても結局、全カット!

それでも懲りない唐沢さん、他のシーンでも積極的にアドリブを繰り出してきたそうです。特に、扉やドアに挟まれるという演技はどうしてもやりたかったようで、何度もやっていたようです。そんな中から、とあるシーンも紹介されました。

花山がある日、スカートの出で立ちで出勤。女性の気持ちを知るには、スカート姿になるのが一番と考えたわけです。常子はじめ編集部の皆は絶句。それでも花山は意気揚々と編集長室に入ろうとします。編集長室のドアを開けようとした瞬間、思わず「ハクション!」。慣れないスカートを履いたため、足がスースーして冷えたのでしょう。大きなクシャミをして、思い切りドアに頭をぶつけています。

f:id:seitenugetsu:20161002110102j:plain
(出典:NHK「あさイチ」)

その瞬間がこちら。
即興でやったのに、すごくリアリティがあります。ドアに頭をぶつけていますが、インタビューでは、ドアに挟まれるシーンと言っていたので、気持ち的には、もっとドアを開けて頭を挟みたかったんでしょうね。でも慌てた感じがよく出ていて面白いです。

しかし!こちらもカット。せっかくこんなに名演技なのに、どうしてなんでしょうね?

演出ディレクターとしては、威厳溢れる花山のイメージに合わないと思ったのでしょうか。しかし、こうして公開されて、日の目をみることになって良かったです。

役者の皆さん、ベテランになると、こうしてアドリブを自在に入れたりするんですね。役者さんが自分なりに、いろいろ工夫されていることがわかったインタビューでした。

10月3日から新朝ドラ「べっぴんさん」がスタート!見どころは?

「とと姉ちゃん:は10月1日で終了し、10月3日(月)からは、新しく「べっぴんさん」がスタートします。

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51EW4wJ1izL._AC_UL320_SR262,320_.jpg
(出典:Amazon)

主役を演じるのは、芳根京子さん。主人公・坂東すみれは、お裁縫の特技を生かして、戦後の苦難を乗り越え、子供服の会社を立ち上げます。モデルは子供服メーカーとして有名な「ファミリア」とのことです。いわゆる王道的な細腕繁盛記ものですが、いくつか見どころがあるようです。

見どころポイント
①華麗で独創的な刺繍が登場
 特技がお裁縫ということもあって、いろいろな刺繍のワザが登場するようです。ヒロイン役の芳根京子さんは、刺繍のプロの特訓を受け、「蛇腹刺繍」をはじめ様々な難易度の高い刺繍ワザを学んだとのことです。

②姉妹が正反対の性格
 ヒロインすみれには、3つ年上の姉・ゆりがいます。すみれはおっとりした性格ですが、ゆりは体育会系ではっきりした性格。正反対の性格の姉妹をいろいろな場面で強調していくとのことです。

③映画撮影でも使用されるカメラで撮影
 大河ドラマ「龍馬伝」あたりから、カメラの色調や照明がかなり工夫されてきて、ゴールデンやプライムタイムのドラマでは今や重厚な雰囲気が当たり前になってきています。
 そんな中、ずっと取り残されてきた感の強かった朝ドラにも、ついに映画的色調の時代がやってくるようです。戦後まもなくの昔の時代などは、やはりセット感丸出しの平板な撮影より、やはり繊細な色彩調節がされた撮影で、画面を作ってほしいと思っていましたので、これは朗報ですね。どんな画面になるか今から楽しみです。

連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)

 
とと姉ちゃん メモリアルブック (ステラMOOK)

とと姉ちゃん メモリアルブック (ステラMOOK)

 
暮しの手帖 4世紀84号

暮しの手帖 4世紀84号