NHKの「ひるブラ」で、長野ワインを特集していました。中継地は長野県の真ん中に位置する「塩尻」です。
ワインというと山梨が有名ですが、お隣の長野のワインも実はとても美味しいんです。「クローズアップ現代」でも特集していましたが、今、「日本ワイン」は世界的に評価され始めています。そんな「日本ワイン」の新たな注目選書である、「長野ワイン」のおすすめボトルをまとめてみました。
塩尻の誇るワイナリー「五一わいん」
塩尻は長野ワインの約8割を生産している場所。その中でも「五一わいん」は最も昔からある老舗メーカーですね。ナイアガラ、貴腐ブドウなどの畑、仕込みの工場、ワイン樽の貯蔵庫を紹介していました。他の地方の人にとっては、塩尻のワインと言うより、「桔梗ヶ原」のワインと言ったほうがよくわかりますね。実はその「桔梗ヶ原」をワインの里として有名にしたのが「五一わいん」なのです。
「ひるブラ」中継の冒頭で飲んでいたナイアガラ種の白ワインは「塩尻ナイアガラ」ですね。
「スマート・ハヤシ方式」の畑が紹介されたメルロー種のワインは「エステートゴイチ メルロ」です。
貴腐ワインも紹介されていました。貴腐ワインも五一わいんを代表するワインです。
閣僚会議やビジネスクラスでも!セレブな場所にも長野ワイン
軽井沢で行われた「G7交通相会合」で提供されたと紹介されたワインは、五一わいんの「氷果の雫コンコード」と
そして、井筒ワインの「シャトーイヅツ」でした。
ANAのビジネスクラスで提供されているという長野ワインも紹介されました。
アルプスワインの「ミュゼドゥヴァン 松本平ブラッククイーン」です。
塩尻では毎年5月に「ワイナリーフェスタ」を開催していて、その時は樽出しのワインが飲めるそうです。
塩尻のほかにも、おいしい長野ワインあります
最近、レストランやワインセラーでよく見かけるのが「善光寺平」のワインです。「竜眼」というぶどうの品種を使い、爽やかな味わいのワインとなっています。
地元メーカーのアルプスワインの「善光寺竜眼」。和食系の料理に合います。
絶滅寸前だった「善光寺ぶどう」を復活させて作ったのが、マンズワインの「善光寺」と名がつくワインたちです。上品で繊細な味が、通の人々にうけています。
北アルプスの山すそに広がる「安曇野」のワインも格別です。
地元のワインもいいのですが、都内でも手に入りやすいのは、サッポロビールが作るワインですね。
「グランポレール」は安曇野の醸造家渾身の一本に仕上がっています。
長野ワインは、塩尻・善光寺平・安曇野・天竜と、大きく4つの地域で生産されています。
どこの地域のワインも最近めきめきと有名になってきて、嬉しい限りです。
お店で見かけたら、ぜひ一度飲んでみてください。