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ヨロズヨモヤマ

東京と京都を行き来する、まっとです。旅・食・ライフスタイル・テレビ・雑誌など気になることをまとめます

ゾンビの歴史がわかる!おすすめ「ゾンビ映画」完全まとめ

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「アメトーーク!」「マツコの知らない世界」で「ゾンビ」の特集をしていました。ゾンビ映画の醍醐味は、駄作でもそれなりに楽しめるポイントがあるというところ。「アメトーーク!」の「ゾンビ芸人」さんたちが挙げてくれた作品の数々を見ながら、その歴史をご紹介します。(画像出典:ナタリー

 

すべてはここから始まった!『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)

巨匠ジョージ・A・ロメロ監督ゾンビ映画第1作です。この映画でゾンビの基本が作られました。
番組内でも「ゾンビ演出の基本」を挙げていましたね。曰く、
・ゾンビは人を襲う
・ゾンビには理性がない
今では当たり前ですが、このシンプルな設定が、ゾンビにホラーキャラとしての魅力を与えたことは間違いありません。

モノクロでドキュメンタリータッチのカメラワークは、生々しい雰囲気たっぷりです。ちなみにゾンビという呼称がまだ使われておらず、作中では「生きる屍」となっています。ロメロ監督の2作目『ゾンビ』からゾンビの呼称が使われます。

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伝説のショッピングモール!『ゾンビ』(1979)

ロメロ監督のゾンビ映画第2作です。これは世界的に大ヒットし、映画界で「ゾンビ」の名前を一躍有名にしました。舞台のほとんどは、無人のショッピングモール。生き残った者たちはここに立てこもって、ゾンビと戦います。

ショッピングモールで溢れんばかりのモノに囲まれ、贅沢三昧をする生き残り組の饗宴が、ゾンビが来るのに弛緩しきっていて面白いです。ゾンビ映画では、こうした中だるみのようなシーンも味わいのひとつです。

この舞台となったショッピングモールは、アメリカ・ペンシルベニア州にあるモンローヴィル・モールです。今も現存していて、聖地巡礼に訪れるファンは今なお絶えないようです。

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頭のいいゾンビ登場!?『死霊のえじき』(1985)

ロメロ監督のゾンビ三部作の完結編。地下シェルターに舞台を移し、ややこしい人間ドラマが繰り広げられます。内蔵が飛び出したり、スプラッター感も多めです。

この映画のポイントはやはり個性溢れるゾンビの出現でしょう。中でもゾンビファンの間で人気の高いのゾンビが「バブ」です。このゾンビ、なかなか頭が良くて、銃だってぶっ放します。前述の「ゾンビの基本」によれば、ゾンビは理性がないはずなんですが、もう既にこの時点で崩れ去っています。ゾンビ映画の醍醐味は、基本ルールと思っていたことがいとも簡単に破られるところにあるのです。

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ゾンビはウイルス感染者!『バイオハザード』(2002)

ロメロ監督の映画では、ゾンビというのは呪術的な要因でもたらされたものという色合いが濃かったのですが、『バイオハザード』において、文字通りウイルス感染によってゾンビと化すという、新しい設定が生まれました。

この映画の原作ゲーム『バイオハザード』は1996年に発売されたものですが、どこからゾンビや怪物が飛び出すか予測不可能で、ハラハラ度が半端なかったことを今でも覚えています。

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複雑な人間関係でイライラ度MAX!『ウォーキング・デッド』(2010〜)

これは映画ではなく、海外ドラマです。このドラマがヒットしたおかげで、ゾンビ人気が再燃したと言われています。海外ドラマに共通することですが、一難去ってまた一難のストーリー、並行して起きる事件、複雑な人間関係がてんこ盛りです。一度見てハマったら、たいへんな時間泥棒と化しますのでご注意を。

このドラマを見ていると、ハラハラもしますが、イライラもします。なぜか。それはどのシーズンにも登場人物にゾンビより馬鹿野郎みたいな奴が必ずいるからです。この馬鹿野郎さえなければ、もっと多くの人が生き延びられるわけですが、そうはいかないのが『ウォーキング・デッド』です。もうイライラ感MAXなのですが、その焦燥感のためにまた次の回を見てしまうという無間地獄に陥っていくのです。

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人気コミックの実写化『アイアムアヒーロー』(2016)

もう最近の邦画で目立つものは、だいたいマンガかアニメ原作ですね。二次元キャラを実写化するのは、なかなか難しいわけですが、これはかなりそのへん工夫して作っています。海外の映画祭でも観客賞などを受賞し、評価されています。現代設定なので、ゾンビ(作中では「ZQN)についての科学的設定も細かいです。日本が作った現代のゾンビ映画として見ておいて損はない作品だと思います。

 

ゾンビも眠い!『カジノ・ゾンビ』(2012)

ちょっと変わった「ゾンビ映画」も紹介されました。まずは『カジノ・ゾンビ』。ゾンビ映画はわりあい低予算なものが多いのですが、これもその部類。しかしゾンビ映画の醍醐味はそのB級ならぬZ級を楽しむところにあるのです。この作品くらいで「駄作だ見てられん」とか言ってしまうと、『死霊の盆踊り』とかの立場がなくなります。

カジノに籠城するのですが、その肝心のカジノのセットにお金がかけられていないので、とても味わい深いです。ゾンビもなんだか不思議な味わいで、立ったまま寝たり寝言をつぶやいたりします。寝るという設定は正直迂闊でした。あまり皆考えてこなかった部分ではないでしょうか。ゾンビ生態的に新たな発見です。

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ゾンビのマネをして撃たれる『ゾンビランド』(2009)

 これはコメディ系のゾンビ映画ですね。ゾンビ映画には、シリアス系の正統派と、コメディ路線の色物派があります。正統の反対は異端だろうという御指摘もあろうかと思いますが、コメディ系ゾンビ映画は、異端と言ってしまうほど稀少価値のあるものではございません。意外とたくさんあるのです。そんなふざけたゾンビ映画は見たくないという人もいるかと思いますが、真のゾンビファンは違います。真のゾンビファンが求めるものはただひとつ。それは「ゾンビが出てくること」。これに尽きます。ストーリーがコメディだろうとなんだろうとお構いなしに見るのが、ゾンビ道を極めた人々の正しい姿なのです。

この作品、コメディ系ゾンビ映画としては評価が高い作品です。ビル・マーレイも本人役で登場していて、ゾンビのマネをして撃たれてしまうという、おいしい役どころを演じています。この映画のいいところは、ゾンビをばしばし倒していくので爽快感があります。あまり怖くはないですが、スピード感があって飽きないです。スピード感といえば、この作品のゾンビは走ります。元来、ゾンビというものはのろのろと歩いてくるものですが、たまにこうして走るゾンビもいるので要注意です。

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ビーバーゾンビに変身!『ゾンビーバー』(2015)

これもコメディ系ゾンビ映画ですね。動物はゾンビになるかならないかという議論がありますが、答えは「なる時もあるしならない時もある」です。極めて曖昧ですが、ゾンビ映画のルールは、元々あってないようなものなので仕方ありません。

この作品は、ゾンビになったビーバーに噛まれて、人間もビーバーに変身しながらゾンビになるという設定です。ビーバーがCGではなくて、ぬいぐるみ感丸出しというのも捨てがたい魅力です。相手がビーバーなので、得意の歯と爪で、床や壁をガジガジ囓って破壊していくのが、個性的な攻撃力ですね。Z級映画の面目躍如といった感じです。

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動物園がゾンビだらけ!『ズーンビ』 (2016)

動物がゾンビ化ということで、こちらの作品も紹介されていました。「ZOO」と「ゾンビ」の合成語「ズーンビ」です。なんとも脱力するタイトルですね。最近の映画ということで、CG使いまくりです。動物の種類が多いのがいいですね。サファリパークということで、アスレチック成分も多めです。

Zoombies

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食材もゾンビに!『ゾンビコップ』(1988)

これは珍シーンがあるゾンビ映画として紹介されていましたが、ゾンビ映画の中では名作と語り継がれている作品なんです。コメディ系ゾンビ映画ですが、刑事ものなので派手なアクションがありますし、性格の違う二人の男の対立という、いわゆる「バディもの」なので、結構引きこまれて見てしまいます。 時間制限というルールも加味されるので、サスペンス的でもあります。

番組で紹介されたのは、中華料理屋で食材が蘇生して全部ゾンビ化するというシーン。北京ダックも牛の肉塊もゾンビになります。牛は首が無いので噛みつくこともできず、ただ人間にのしかかるだけ。なかなか味わい深いシーンです。

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ゾンビが水中でサメと死闘!『サンゲリア』(1979)

これはゾンビ映画の歴史に残る傑作のひとつです。とにかく気持ち悪い。グロいです。イタリアの奇才ルチオ・フルチ監督の才能全開のスプラッター映画です。グロいと言いましたが、どちらかというと小汚いです。その小汚さにフルチ監督のこだわりが見られます。クルーザーのシーンから始まりますが、この前「シン・ゴジラ」を見た時、この『サンゲリア』のシーンを思い出しました。

番組では海の中でゾンビがサメと戦うシーンが紹介されました。ホンモノのサメがゾンビの腕を食いちぎっています。ゾンビは海の中で呼吸は不要なのですが、サメを仕留めるまでにはいかないようです。

ちなみに『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦先生は、その著書『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』の中で、『サンゲリア』について語っています。用事があって外出しようとしたところ、テレビで『サンゲリア』が始まっていて、冒頭を見たところやめられなくなって、ついに用事をキャンセルしてしまったとのこと。それだけこの作品には見る者を引きこむ力があったのですね。

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荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

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以上、「ゾンビ映画」の歴史をたどりながら、おすすめゾンビ映画をご紹介しました。この他にも必見のゾンビ映画いろいろありますので、また次の機会にご紹介していきたいと思います。

 

ゾンビサバイバルガイド

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